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ガラッと!変わるリノベーション!古民家編 Vol.2

2019/02/25 | 一級建築士ブログ


2階の内部解体が終わり、

広々とした空間になったところで

柱や梁等の構造材のクリーニングと念のため防蟻処理を施工しました。

棟木には、昭和12年上棟と書かれていました。

築年数80年越えですね!

今までの歴史とともに積もった埃をキレイにさせて頂きました。

そして現在進行中の作業が床の調整です。

築年数の経過した建物の多くが、自重と地盤の関係で

不同沈下という状態になっています。

建物の重量が基礎に均等にかかれば起きずらいのですが

2階の重量を背負っている柱や壁を支える基礎はどうしても下がりやすくなってしまいます。

永く住まわれていると気にせずに過ごしていても

実際に計測してみると同じ2階の床面でも、

上がったり下がったりしています。

今回の建物も最大で7㎝の高低差が有りました。

これを高い部分を基準にしながら水平になるように

床の下地組をしていきます。

大工さんが丁寧に床の不陸に合わせて下地となる根太を

一本づつ削り合わせています。

この根太の間に断熱材を入れ込み、

捨て貼りの合板を張った上に仕上げの床材となります。

床の骨組みも二重となるため、元の状態に比べたわみ等も感じなくなりました。

仕上げ工事後には見えなくなってしまう部分の施工ですが

そういう部分こそ、きちんと施工する事で最後の仕上がりが変わってきます。

つづく

2階床下地組

既存の床と新しい下地組を削って合わせています。
奥の部分は今後施工します。

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