増改築リフォーム WORKS(施工例)
間取り変更で新規に子供部屋を作りました
WORKS(施工例)
川越市 O様
リフォーム工事概要
お子様が来春より中学生になると言う事で、個室となる子供部屋を設けたいとの事でした。
現在はLDKの一部にロフト形式の組立ベッドと作り付けのカウンターで勉強しています。
スペースは幅1.7m奥行2.2m程しかありません。
初めにお伺いした時は違う場所に設けられないかご提案をさせて頂きましたが、やはりそのスペースでとのご要望でしたので立体的な空間活用をご提案させて頂く事にしました。
施工前の施工スペース
LDKの本来ならばキッチンと対面するダイニングスペースです。
キッチンの流し前は窓のように開口となっています。
天井高が通常の住宅よりも高めの2.6m程有りますがロフト式のベッドを置くと天井までの高さは十分とは言えませんでした。
ご提案プラン
工事金額を抑えるのと後に不要となる事を考慮して、既存のロフト式組立ベッドを活用する事にしました。
お子様の身長が伸びる事を考慮しベッドの柱の下に10cmのかさ上げをして、その分を天井の一部を開口して切り上げる事によりベッドの上で上半身を起こしても圧迫感の無いように考慮しました。
ベッドの位置は以前の作り付け造作カウンターを取り払い壁際まで柱が行くようにし、組立の余裕を設けたうえでリビング側に間仕切り壁を設けます。
子供部屋の入り口は部屋内にもリビング側にも邪魔にならないように片引き戸としました。
既存造作カウンターを取り払い、ベッドを設置した後に新規に取り外し式のカウンターを設ける事にしました。
キッチン側の開口部は塞いで壁として、ダイニング用に有った小カウンターも撤去しました。
収納はキッチン側に既製品のカラーボックスにキャスターを取り付けて移動式とした家具を4個並べるようにしました。
施工後
天井の開口部は深い部分で30cmほど、中間に小梁等も有りましたが十分にベッドでの頭上空間が広がりました。
ベッドもプラン通りに外壁側に移動できたので、ベッド設置後の取り外し式カウンターも使いやすくできました。
照明器具も以前はベッドの上でしたがの位置を変更して後の自由度が上がるようにライティングレール式としました。
ライティングレールの電源スイッチは部屋の入り口とベッドの上で操作できるように3路スイッチとしましたので就寝時にも便利です。
奥まった位置に有るサイドカウンター下にはキャスター付きのカラーボックスとして位置を入れ替えたり、使いたい物を箱ごと手前に出して使えます。
リビング側の新規に設けた間仕切り壁は、壁紙をアクセントとなるように選んでいただいたのでリビングのイメージが華やかに変わりました。
新規の片引き戸も開け閉め時にダンパーが内蔵されているので静かに開け閉めができます。
お客様の声
以前の使いづらかった点が嘘のように変わりました。狭い場所なのである程度諦めていましたが、本当に頼んで良かったです。
ご担当の方もとても丁寧に対応してくださり、大工さんや工事に携わる方もとても良い方でした。
値段も納得できる金額でとても満足です。今後の家の修理などまたお願いしたいです。
施工前
以前はロフト式ベッドのてまえでカーテンのみの仕切りとなっていました。
ベッドの上に照明器具が有り、ベッドの頭上空間は狭く、ベッドの下は明かりが届いていませんでした。
施工後リビング側
子供部屋入り口のリビング側です。片引き戸により開け放しても場所を取りません。
間仕切り壁内部には遮音シートを貼り込んで有ります。しっかりとしたプライベート空間が確保できました。
子供部屋内部
ロフト式組立ベッドを奥の壁際まで移動できるように手前のカウンターを取り外し式としました。以前はカウンター手前にベッドの柱が有ったため使いづらい状態でしたがとても使いやすくなりました。左手の壁には作り付けのサイドカウンターを設け、その下にはキャスター付きカラーボックスを家具として利用できます。ロフト式ベッドの上の天井を開口して頭上空間を確保したためベッドに上がっても開放感が生まれました。また、照明器具も部屋の端にライティングレールとしたのでベッド下まで明かりが届くようになりました。限られたスペースを立体的に活用できるにようになりました。